『ごめん』原田マハ

原田マハの『ごめん』(2008年5月刊)を読みました。
BOOKデータによると、
<範子―偶然目にした詩が、自分たちを捨てた父親の記憶を呼び起こした。陽菜子―意識不明の夫の口座に毎月お金を振りこみ続けていた人物と、ついに対面を。咲子―不倫と新たな恋。病気を告知され、自分の願いがはっきりわかる。麻理子―行方不明の親友と暮らしていたNYのアパートを、7年ぶりに訪れて。―その瞬間、4人の女性は何を決意したのか?『カフーを待ちわびて』から2年。日本ラブストーリー大賞作家が、揺れ動く女性たちを描いた感動小説集。>
とあり、以下四篇の中編小説集です。
天国の蠅
ごめん
夏を喪くす
最後の晩餐
私には合わない作品です。
「天国の蠅」は、結末に辛うじて救いがあるが・・・
設定に無理があります。
それすらも、それ以外も、文字通り<ごめんなさい>です。
☆一つ半です。
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