『また次の春へ』重松清

重松清の『また次の春へ』(2013年3月刊)を読みました。
内容紹介によると、
<小学3年生、母を亡くした夜に父がつくってくれた“わが家"のトン汁を、避難所の炊き出しでつくった僕。
東京でもどかしい思いを抱え、二カ月後に縁のあった被災地を訪れた主婦マチ子さん。あの日に同級生を喪った高校1年生の早苗さん。
ふるさとを穢され、避難指示の中で開かれたお盆の夏祭りで逡巡するノブさん。かつての教え子が亡くなったことを知り、仮設住宅に遺族を訪ねていく先生。
行方不明の両親の死亡届を出せないまま、自分の運命を引き受けていこうとする洋行――。
未曽有の被害をもたらし、日本中が揺れた東日本大震災――。
それぞれの位置から、それぞれの距離から、再生への光と家族を描いた珠玉の短篇集。>
とあります。
重松節?全開です。
個人的なことですが、
3.11で壊滅的な被害を受けた町に、
2年間お世話になったのに、
何もできないでいる自分をどうしようもなく思っています。
表題通り、次の春が期待できるような、
心の救済の作品です。
☆五つです。
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